インディバ・リンパケアサロン SPHERE 【スフィア】

低体温が痩せにくさと基礎代謝に及ぼす影響

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平熱と基礎代謝の関係、冷えやすい人のダイエット

平熱と基礎代謝の関係、冷えやすい人のダイエット

2026/10/01

「平熱が低い人は代謝が悪い」「体温を上げれば痩せやすくなる」という話を聞いたことはありませんか?実際、ダイエットを希望される方の中には、手足だけでなくお腹や太ももまで冷たく、普段から寒がりという方が少なくありません。しかし、体温が低いから太る、体温を1℃上げれば基礎代謝が大幅に上がる、と単純に考えるのは少し注意が必要です。人間の体温は、筋肉や内臓などで作られる熱と、皮膚などから外へ逃げていく熱のバランスによって保たれており、筋肉量、身体活動量、血流、自律神経、ホルモン、食事などさまざまな要素が関係しています。そして基礎代謝も、体温だけで決まるものではありません。ただし、筋肉量が少ない、ほとんど運動をしない、食事量が極端に少ないなど、「熱を作りにくい生活」と「消費エネルギーが少ない生活」には共通点があります。今回は、平熱と基礎代謝の関係を整理しながら、冷えを感じやすい人がダイエットで見直したいポイントを詳しく解説します。

目次

    そもそも「基礎代謝」って何?

    基礎代謝とは、寝たまま何もしていなくても生命を維持するために消費される最低限のエネルギーのことです。私たちの体は運動をしていない時間にも、心臓を動かし、呼吸をし、脳や肝臓、腎臓などを働かせ、体温を一定範囲に保つためにエネルギーを使っています。1日の総消費エネルギーは大きく分けると、基礎代謝、身体活動による消費、食事を摂った後に発生する食事誘発性熱産生などから構成されています。この中でも基礎代謝は大きな割合を占めますが、その量を左右する代表的な要因が体格や除脂肪量、年齢、性別などです。特に筋肉を含む除脂肪組織が多い人ほどエネルギー消費量も大きくなる傾向があります。そのため、「代謝を上げたいから体を温めればいい」というより、筋肉量を維持し、日常的に体を動かし、必要な栄養をきちんと摂ることが基本です。平熱は代謝状態を考えるひとつの材料にはなりますが、体温計の数字だけを見て「私は代謝が悪い」と判断することはできません。

    体温とエネルギー代謝には確かに関係がある

    では、体温と代謝はまったく関係がないのでしょうか。そうではありません。人間は恒温動物なので、外気温が変化しても深部体温を一定範囲に保つため、体内では常に熱の産生と放散が調節されています。寒い環境では皮膚血管を収縮させて熱を逃がしにくくしたり、必要に応じて筋肉を震わせて熱を作ったりするなど、自律神経を介した体温調節が行われます。また、食事から得た栄養素を代謝したり、筋肉を動かしたりする際にも熱が発生します。つまりエネルギー代謝と熱産生は密接に関係しています。ただし、「平熱が36.0℃だから36.5℃の人より必ず基礎代謝が低い」というような単純な関係ではありません。体温には測定時間、睡眠、月経周期、活動量、測定部位などによる変動もあります。また、「体温が1℃上がると代謝が13%上がる」といった数字を日常の平熱にそのまま当てはめるのも適切ではありません。体温を無理に上げることより、体が正常に熱を作り、調節できる状態を整えることが重要です。

    冷えやすい人と痩せにくい人には共通点が多い

    サロンで施術をしていると、ダイエットを希望される方の中には、お腹や太もも、お尻などが冷たく、慢性的な冷えを自覚している方が多くいらっしゃいます。もちろん「冷えているから脂肪が燃えない」と単純に説明することはできません。しかし、冷えやすい生活と痩せにくい生活には共通する要素が多くあります。例えば運動不足で筋肉量が少ない人は、筋肉による熱産生が少なくなりやすいうえ、1日の身体活動による消費エネルギーも少なくなります。長時間座りっぱなしの生活では筋肉を動かす時間が減り、特に下半身の血流が滞りやすくなるため、手足の冷えを感じることもあります。また、ダイエットのために食事を極端に減らしている人も注意が必要です。摂取エネルギーが不足した状態が続けば、体重とともに筋肉量が減少し、結果的に消費エネルギーも低下しやすくなります。「冷え」と「太りやすさ」は直接的な原因と結果というより、運動不足や筋肉量の低下、極端な食事制限など共通する背景から同時に現れている可能性を考えることが大切です。

    筋肉はダイエットにも体温維持にも重要

    冷えやすい人がダイエットをするうえで、特に意識してほしいのが筋肉です。筋肉は体を動かすためだけに存在するものではなく、エネルギーを消費しながら熱を作る組織でもあります。特に運動時には筋肉で大量のエネルギーが使われ、その一部が熱として放出されます。そのため、日常的に歩く、階段を使う、筋力トレーニングを行うなど、筋肉を動かす習慣はエネルギー消費を増やすと同時に、体が熱を作る機会を増やすことにもつながります。反対に、食事だけを極端に減らして短期間で体重を落とすと、脂肪だけでなく筋肉まで減少する可能性があります。すると体重計の数字は減っていても、以前より活動量が減り、疲れやすく、冷えを感じるという状態になることがあります。特に30代以降は加齢とともに筋肉量が減少しやすくなるため、「食べないダイエット」だけを繰り返すのはおすすめできません。十分なたんぱく質やエネルギーを摂りながら筋肉を維持し、日常生活の活動量を増やすことが、長期的に痩せやすい体を作る基本になります。

    食べなさすぎても体は冷えやすくなる

    「痩せるためには食べなければいい」と考え、朝食を抜き、昼食もサラダ程度にして、1日の摂取カロリーを極端に減らしている方もいます。しかし、食事はエネルギーを摂取するだけでなく、体内で熱を作るきっかけにもなっています。食事をすると、栄養素の消化・吸収・代謝のためにエネルギーが使われ、その一部が熱として放散されます。これを「食事誘発性熱産生」と呼びます。特にたんぱく質は、糖質や脂質と比較して食事誘発性熱産生が大きい栄養素です。また、長期間にわたって必要なエネルギーやたんぱく質が不足すれば、筋肉量を維持しにくくなります。朝と昼をほとんど食べず、空腹を我慢した結果、夜に大量に食べるという生活も、ダイエットを継続しにくい原因になります。大切なのは、ただ摂取カロリーを削ることではなく、朝・昼・夜の食事を適切に配分し、必要な栄養を確保しながら総摂取量を調整することです。慢性的に冷えや疲労を感じている方ほど、「食べすぎているか」だけでなく「必要なものをきちんと食べられているか」も見直してみましょう。

    体を温めるだけで脂肪が燃えるわけではない

    お風呂やサウナ、温熱施術などでたくさん汗をかくと、「脂肪が燃えた」「代謝が上がった」と感じるかもしれません。しかし、体温を一時的に上げたり汗を大量にかいたりするだけで、体脂肪が大きく減少するわけではありません。入浴後やサウナ後に体重が減っている場合も、その多くは発汗によって失われた水分です。体脂肪を減らすためには、長期的に見て摂取エネルギーより消費エネルギーが多い状態を作り、蓄積された中性脂肪を脂肪酸などへ分解してエネルギーとして利用する必要があります。ただし、「温めることに意味がない」ということでもありません。慢性的に冷えを感じている人が体を温めることで筋肉の緊張が和らぎ、体を動かしやすくなったり、リラックスしやすくなったりすることはあります。ダイエットでは、温めること自体を脂肪燃焼と考えるのではなく、運動・食事・睡眠など痩せるために必要な行動を続けやすい体の状態を作るためのサポートとして活用するのがおすすめです。

    冷えが強い人はインディバで「痩せる土台」を整える

    インディバを受けるだけで脂肪が勝手に燃えて痩せるわけではありません。しかし、ダイエットを希望しているのに、お腹や太ももが冷たい、肩や腰の筋肉が硬い、慢性的な冷えやむくみがあるという方の場合、まず体を動かしやすい状態へ整えることも大切です。インディバは0.448MHzの高周波を利用し、体内でジュール熱を発生させることで組織を内側から温めます。温熱によって局所の血流が促され、硬くなった筋肉や軟部組織の柔軟性を高めるサポートができるため、冷えやコリが強い方にもおすすめです。ただし、本当に痩せるために必要なのは、その後の生活です。筋肉を動かす、歩く時間を増やす、必要な栄養を摂る、十分な水分と睡眠を確保するなど、毎日の積み重ねが体脂肪の減少につながります。SPHEREでは「インディバをすれば痩せる」と考えるのではなく、まず冷えて硬くなった体を整え、そのうえで食事や運動を組み合わせることをおすすめしています。痩せたいのに体がいつも冷えているという方は、体重だけでなく、自分の筋肉量や活動量、食事、冷えについても一度見直してみましょう。

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